初めてのヨガ

ヨガ入門編|ヨガを始める前に知っておきたい5つのポイント

初めてヨガのレッスンに参加するとき、
・事前にどのような準備が必要なのか
・食事などを食べないでといわれているけど、本当に食べちゃいけないのか
など、気になることたくさんありますよね。

実際に生徒さんから「初めるときは勇気がいった」と伺ったことも。

今回は、不安をなくヨガをはじめられるよう、現役インストラクターがヨガについて知っておいてほしいポイントを紹介します。

くりとも
くりとも

気軽にヨガを試してほしいです。

1.誰でもできるて聞くけどヨガって何?

ヨガは、健康を維持することを目的にしています。基本的には、誰でもできるように考えられている運動です。硬くても、年を取ってからでも誰でも始められるからこそ、世界中で広まっています。

硬くても、リスクが少なくポーズを取れるようにリードするので、安心して参加してください。

「ヨガの2時間前までに食事をすませてください」という理由は、2つあります。

・消化のエネルギーを使っているとヨガに集中しづらい
・胃の中にごはんが残っていると逆さになったときに気持ち悪い

ヨガにより集中して行ってほしいためのお願いです。実際には、1時間前までに軽めの食事を済ませる方がほとんど。まずは無理なく行うのがおすすめです。

ヨガの簡単な歴史

ヨガの歴史についても少し触れておきましょう。

ヨガはもともと坐法や瞑想、哲学などを中心にどう生きるべきかを考え修行するために考えられたものです。古くはインダス文明、4500年前からヨガは存在しています。

歴史を聞くかぎり、修行法・悟りをひらくなど宗教色が強く感じるかもしれません。しかし、現代のヨガは、スピリチュアルな部分は少なく、エクササイズとして伝わっている面が大きいと言えます。

インドでヨガを勉強していた人たちが、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなど世界各地へと渡り、NYやバロンベイなどで広まった「現代のヨガ」。時代に合わせて変化をしてきたからこそ、
世界に広がっているのでしょう。

ヨガをどのように捉えて伝えるかはインストラクター次第です。何も決まりはなく、それぞれの主張によって変わるのがヨガの面白い部分でもあります。

誰にでも合うヨガはありません。自分に合うヨガやインストラクターを見つけると続けやすくなりますよ。

ヨガは健康のためにおすすめ!硬くてもできる

ヨガの効果は、
筋肉を鍛える
呼吸をする
・柔軟性をアップする
などによって得られます。

運動不足でカラダが硬くても、コツコツと動かすことから始めれば、いずれは柔らかくなります。ヨガは、健康に過ごすために必要な基礎的な運動が盛り込まれていると言えるでしょう。

ヨガをすることで、体調不良や免疫力アップなどが期待できます。

カラダの硬い方は、はじめはやり方がわからず、うまく楽しめないかもしれませんが、ヨガは一定期間続けることで変化を感じやすくなります。諦めるのは簡単。まずは継続をしてみてください。

2.ヨガに必要なものを準備しよう

ここでは、ヨガに必要な服装や道具について紹介します。

気持ちの良い服装で五感からリラックスしよう

ヨガをする時は、ゆったりとした服装を選びましょう。感覚を妨げない、着心地が良いものがおすすめです。

ヨガをしている間は、自分自身に集中をします。肌に触れる生地はストレスを感じにくいものがベストです。寝ころんだときにカラダに当たるボタンやチャックも避けましょう。

時計やピアスなどのアクセサリーも外して
、ヨガに集中してみてください。

入門者におすすめのヨガウェア

ヨガを初めて行う場合は、持っている服でもOKです。伸縮性があり動きやすい服装を用意しましょう。

最近はヨガブームのおかげで、ヨーカドーやイオンなどでもウェアが売っているので、チェックしてみてください。

もちろん、家にあるスウェットやTシャツでヨガレッスンを受ける人も多いので、無理に準備をしなくてもかまいません。「続けよう」と
決まってから準備するとよいでしょう。

ヨガマットを準備しよう

ヨガマットはレンタルもありますが、1枚持っていると安心です。体験レッスンを受けて続けるようなら購入をおすすめします。

マットを購入するポイントは、滑りづらい・クッション性が高い・持ち運びしやすいなどです。

最近はヨガが定着してきたおかげで、大きいスーパーのスポーツ用品コーナーなどにも置いてあります。まずは1,500円〜3,000円代のものを購入すると良いでしょう。

マットで人気のヨガブランドも紹介しますね。中上級者に人気のヨガマットです。参考にしてください。

おすすめヨガブランド
  • Suria
  • Manduka
  • Lululemon

3.レッスンの選び方のポイント

ヨガレッスンを選ぶポイントは「レッスンを受けたい目的」です。

例えば、
・朝はすっきりと起きたい

夜はほぐしたい
・寝る前にリラックスしたい
など。

時間と目的でヨガのレッスンを選ぶことをおすすめします。他にも、みなさん以下のような目的でレッスンを選んでいますよ。

  • 午前中のレッスンを受けるなら基本的なヨガのレッスン「ハタヨガ」
  • 午後のクラスは、動くヨガレッスン「フローヨガ」
  • 休みの日はしっかりとトレーニングできる「パワーヨガ」

初めてヨガレッスンを体験するときは、ほとんどがリラックス系のゆったりとしたレッスンです。ゆっくりしたい休日や平日の仕事上がりに体験にいくと良いかもしれませんね。

4.ポーズが取れないときはどうしたらよいのか

ヨガのポーズは、柔らかい人には簡単に見えますが、やってみると全然できない場合もあります

硬い方は、補助してくれるブロックなどを利用して、ポーズに挑戦をしましょう。まずは、ポーズに必要な部分を伸ばしたり鍛えたりしてあげることが重要です。

どのように伸ばしたらよいのか、どこを意識したらよいのか疑問に思う場合は、レッスンの後にインストラクターに質問をしましょう。

わからないまま放置していてもできるようにはなりません。

腹筋だって、全然できない方いますよね?
練習をすればできるようになるので諦めずに挑戦をしてみてください。

5.体験や動画でヨガレッスンを受けてみよう

ヨガレッスンをスタジオでいきなり受けるのは不安という方は、まずは動画などで試してみるのもおすすめです。

YouTubeなどには、ヨガのポーズひとつひとつを丁寧に説明している動画もアップされています。参考に行ってみるとよいでしょう。

初心者におすすめのヨガ動画をまとめた記事もあるのでぜひチェックしてください。

【Stay Home】家で始める運動不足解消におすすめヨガレッスン動画9選

ヨガを初めて体験するときは、先生の指示が分からなかったりするもの。周りや先生を見ながら、真似てヨガをしてみましょう。

はじめはそわそわとしてしまいがちですが、慣れてくると自分に集中できるよう
になりますよ。

まとめ

ヨガは誰でもできるエクササイズです。レベルやスタイルは無限にあります。自分のペースで行いやすいレッスンやスタジオを見つけると続けやすいです。

勇気を出してヨガを楽しんでみてください。