

千葉の房総「浜金谷」は、鋸山のハイキングや東京湾フェーリーの発着する場所として有名です。
横浜からは、首都高速で海ほたるにでて、千葉に入れば30分ほどで到着します。
浜金谷のおすすめポイント!
・絶品アジフライが食べれる
・新鮮な魚介が楽しめる
・鋸山はラピュタの壁!低山なので安心して散策
・東京、横浜まで1時間くらい
・温泉と海も楽しめる!
友人に会いに行きながら、待ち合わせまでの時間をぶらり旅。
東京や横浜からも近く、多くの人が訪れる浜金谷へ日帰り旅行へ行ってきたので、ご紹介します。
鋸山のある浜金谷港ってどんな町?
鋸山や浜金谷は、かなり歴史ある町だったようです。採石、東京湾の拠点、漁港として昔から賑わっていたそうです。
それでは、詳しく見ていきましょう
鋸山の歴史
鋸山の歴史は古く、室町時代には鋸山と呼ばれていたと資料には残っています。
採石が盛んになったのは、江戸時代から。鋸山で取れた石は金谷石(房州石)と呼ばれ、昭和時代まで、横浜や東京でも盛んに利用されていました。
今でも「鋸山美術館」(旧金谷美術館)には、金谷ゆかりの歴史や別館の石蔵が残ります。石蔵は、最高級の房州石を使用した建物として国有形文化財にも登録されています。
鋸山は、現在千葉県では数少ない登山のできる山として人気があり、多くの観光客が訪れています。ロープウェイも稼働しているので、家族で行くことができるのも人気の理由ですね。
珍しい絶壁や石の回廊など見所がたくさんの鋸山です。
浜金谷の歴史
浜金谷の街の歴史も古く、慶応時代にはすでに港として機能していたそう。
昔は東京、三浦、木更津などを行き来する船の発着場になっていましたが、現在は東京湾フェリーの久里浜行きが発着するのみとなりました。
もちろん、小型船での漁業は現在も行われており、網漁や釣り漁で新鮮な魚が水揚げされています。
浜金谷にいったらぜひ漁師めしやお刺身を楽しんでほしいです。
年間:タチウオ、マダイ、イワシ、サバ、イナダ、アジ、スズキなど
季節:クロダイ、カワハギ、ヒラメ、サヨリ、サワラ
他:アオリイカ、マルイカ
新鮮な魚料理が食べることができる定食屋さんなども点在し、千葉の房総らしい街です。
美味しいご飯は見逃せません!
行き方は?車か電車、木更津までバスも!
東京や品川、横浜から内房線の駅までバスが出ているので利用しましょう。
車ならアクアラインを通るのがおすすめ!休みの日は10時ごろは混み合うので、早めに出発すると良いでしょう。
車:ベイブリッジ→アクアライン→館山自動車道を館山方面へ→富津金谷ICで高速をおり、6分ほどで市街地へ
バス:横浜YCATから木更津東口行きのバスへ55分→木更津からJR内房線 館山行き47分浜金谷駅
バス:品川駅から木更津行きのバス→JR内房線 館山行きで浜金谷駅へ
または、東京駅から袖ヶ浦、君津駅行きのバス→JR内房線 館山行きで浜金谷駅へ
のんびり電車の旅を楽しみたい人は、千葉駅から内房線に乗ってみるのも良いでしょう。
鋸山は初心者向け!登りやすい登山ルート
鋸山は高さ329m。片道約1時間40分ほどで山頂に到着します。初心者向けの低山なので、春や秋の涼しい日に登るのをおすすめします。
ロープウェイで登っても、山頂に2時間くらいのハイキングコースがあるので、家族で楽しめます。
初心者向きだけど、急な斜面はあるので、気をつけて登りましょう。
地図は下記よりダウンロードできます。
鋸山 https://nokogiriyama.jp/
たび旅富津 http://www.futtsu-kanko.info/
2019年の台風の影響で通行不可の登山道があるので注意しましょう。各サイトにて最新情報を確認してください。
鋸山への行き方
浜金谷の駅からあるいて行くことができる登山道入り口。朝ごはんをゆっくり食べてからも登れるので、慌てずに行きたいですね。
とはいえ、涼しい季節以外は早めの時間に登るのが低山の鉄則。登り慣れない方は低山の蒸し暑さでやられないようにしっかりと水分を持っていきましょう。
浜金谷駅から登山道に向かう道で「笹生精肉店」のコロッケを買うことができるので、山歩きのお共に買っていくのもおすすめです。
分岐点を車道力コースへと登り山頂へ向かいます。看板や赤いリボンを目印に歩いていきましょう。
「地球が丸く見える展望台」からは、三浦半島や富士山などを眺めることができるので、お昼に最適です。お昼休憩をとりつつ山頂へいったり戻ってきて石切場などへと進みます。
帰りは3択あります。
- 石切場から日本寺を通り、隣の保田駅にでる
- 観月台から浜金谷に戻るルート
- 山頂を堪能して、ロープウェイでゆっくりと降りてくる
その日が日帰りか、温泉によるのか泊まりなのかで選んでもよいですね。
浜金谷は魅力がいっぱい!歩いて散策がおすすめ


さて、登山を楽しんだ後は、浜金谷を散策しましょう。
お店がある街中は歩いて周るのにちょうど良い広さ、ランチは山頂で食べてきても良いし、早くから登って下山後に食べるのも良いですね。
ランチは早めが大事!


浜金谷でランチをとる時に注意したいことは、結構混んでいるということです。外で並んで待つこともしばしば。また、遅く行くと売り切れになるお店もあります。
有名なさすけ食堂さんは、朝から予約台帳が表に置いてあるとのことなので、登山前にノートに名前を書いていっても良いかもしれませんね。
他の定食屋さんも小さなお店が多く、早めに売り切れてしまうことがあります。


私は磯ラーメン磯家さんにぎりぎり駆け込むことができました。
鯵のラーメンも気になりましたが、定食も置いてあり、ねばねば刺身丼を注文しました。
その日の新鮮な鯵や鯛の刺身がのっていて、お魚も美味しかったです。さすが漁師街。どこでお刺身を食べてもおいしいですね。


ランチを食べ損ないそうな時は、SOBAカフェバーや房州石を使ったピザ窯のPizzoさんなどもおすすめです。
アジフライは千葉のどこでも食べれるのを忘れずに。苦笑
素敵な一軒家カフェ「香豆珈琲」でひと休み


ランチを食べたら、浜金谷の住宅街に入り奥にある一軒家カフェ「香豆珈琲」を目指します。
面から見てもなんとも可愛いお店。店内の雰囲気も気になりますね。


カウンター席が5つとテーブル席、テラス席となかなかの広さです。
目の前でコーヒーを落としているので、とても良い香り。
店長にお話を伺ったら、以前は、出張コーヒーとして荷物を持ちながら出かけていたそうです。なんとも素敵なお店ですね。


キャラメルナッツケーキとエチオピアのイルガチェフのコーヒーを注文しました。
甘いナッツのケーキはナッツが香ばしくてとても美味しいです。
コーヒーはフルーティーさを潜ませつつ、まろやかな味。
甘いケーキととってもよく合いますね。
夜は温泉によって行こう


帰り道に温泉は外せないのが登山のよいところですね。
金谷ステイションにも温泉が付いています。
本当は、こちらにある石和コーヒーさんにも寄りたかったのですが、コロナの影響でまだおやすみされていました。近日中に再開予定だそうです。
金谷ステーションの温泉は、一人でなら十分楽しめますが、景色も見たいという方におすすめは、市街からも近い、海辺の湯です。
海辺の湯 http://www.umibe-4126.com/spa/
一応、フェリー乗り場まで送迎をお願いできるらしいですが、できないこともあるので、電話で確認が必要です。市街地からは、車で5分ほど。バスは13分です。
外観はちょっとレトロ感ありますが、海を眺めながらゆっくりできる温泉です。
帰り道で気をつけたい渋滞
千葉からの帰りは、18時ー20時辺りは大変混雑するので、混み合う時間を避けてアクアラインを利用するのをおすすめします。
また、強風時はアクアラインが閉鎖されてしまい、さらに渋滞に巻き込まれる恐れがあるので、天候にも気をつけたいところ。
フェリーで久里浜にでるのも渋滞に巻き込まれるよりはよいかもしれませんが、こちらも天候によっては、運行中止などもあるので注意しましょう。
お天気が良い日に行きたいですね。
まるっと1日楽しめる千葉日帰り旅行
時間さえうまく設定すれば、基本渋滞に捕まることがない千葉への日帰り旅行。朝起きてから、決めてももちろん間に合います。
千葉に入ってしまえば、複雑な高速道路もなく運転も簡単です。
千葉は農業も漁業もありと食も楽しめます。
最近はチーズ工房などもできているので、車で散策する人も多いようです。
帰りにはのんびり温泉に浸かり、満喫な一日が楽しめるので、おすすめです!