フリーランス

30代からフリーランスになる!経験を活かして未来を柔軟にススメ

自由なイメージと大きな稼ぎを期待できるフリーランスへの転職。夢ある一歩を踏み出すのは、勇気が入りますよね。

あなたは「自由と引き換えに何をなくす」と考えていますか?
経済的な安定でしょうか、はたまた安心感でしょうか。

日々やりたいことができずに、モヤモヤと過ごすのがよい人生なのか。その答えは選んだ本人しかわかりません。

私は、フリーランスを選びました。自由自在に、好きなときに好きなだけ働け、好きに出かけられる今の環境は本当にストレスが少なく、毎日が楽しく感じています。

今回は、実話をもとに、30代からフリーランスに挑戦できるのかを検証。フリーランスになりたいけど、迷っている方はぜひ参考にしてください。

30歳からのフリーランスはできるのか?

「30代からフリーランスになれると思う?」と問われれば、答えは一つ「なれると思う」です。一度フリーランスに挑戦した人は、なれないと答える人はいないでしょう。

30代からのフリーランスは、それまでの経験を活かせます。自由を手にいれ、自分らしく生活をすることができるのが魅力です。

私は、31歳の時にワーキングホリデーで滞在していたカナダから帰国しました。

一度はパティシエとして会社員に戻りましたが、日本人の「右向け右」な考え方には合わせらませんでした。

常に辞めようか悩む日々・・・・・・。「ヨガインストラクターになるなら。今しかない。でも、どうやったらなれるのか」と真剣に考えていました。

道が開けたのは、当時通っていたヨガスタジオの先生に、ぽろっと相談したからです。先生は気さくに「代行から初めてみたらいいよ!」と、声をかけてくれました。そのことをきっかけに、ヨガインストラクターを本気で目指そうと一歩を踏み出すのです。

フリーランスとは?

近年は、フリーランスになって自由を手に入れよう!という謳い文句が増えていると思いませんか?しかし、実際どのくらいの人が働いているのでしょう?

会社に所属せずに、個人で自由に契約をして働いている人のことをフリーランスと言います。個人事業主が全員、フリーランスということではありません。

フリーランスの実態調査を行った「内閣官房による統一調査」の発表によると、462万人がフリーランスとして、本業もしくは副業で働いています。
参考:首相官邸ホームページ フリーランス実態調査結果

また、フリーランスのオンライン化も新型コロナウィルスの自粛期間をきっかけに進んでいます。

フリーランスのオンライン化
  • 日本 17%
    →2021年10月までの1年間でオンラインで仕事を完結させたことのあるフリーランスは53.2%
  • アメリカ 59%

Lancers フリーランス実態調査2018年

オンライン化が少なかった日本でも、多くの仕事がオンライン化しました。

オンライン化によって、地方でも稼げるようになり、移住する人も増えています。

フリーランスと会社員の違いは安心感

フリーランス になって不安に感じることの一番は、収入が少ないことや不安定になることです。会社なら、働いた分だけ収入が入ります。日々の生活も安心感がありますよね。しかし、頑張っても、フリーランスのように月100万円稼ぐのは難しいのが日本の現状です。

フリーランスなら、会社員ではできないことにも挑戦できます。可能性を求めて独立する人もいるのです。

参考:株式会社三菱総合研究所 フリーランス実態調査2019

会社員をやめるとは?

私も不安はありながらも、フリーランスへと一歩を踏み出すことができました。しっかりとボーナスをもらえる職種ではなかったのも、切り替えやすかった要因です。

会社員をやめると、年金や保健などは自分自身で払わなければなりません。会社員は半分を負担してくれ、さらに年末調整も行ってくれます。会社をやめてフリーランスとして起業するなら、全て自分で行わなければなりません。

自由も増えますが、その分自己責任も増えます。

私は、フリーランスになって、人生長いので焦る必要はないだろうと思うようになりました。会社員として働き続けていたら、きっとネガティブなまま人生を進んでいたと思います。

フリーランスになってよかったことは「挑戦できる」環境が常にあること。私は、会社を辞める選択をして良かったと思っています。

フリーランスに必要なこと

フリーランスになると、自分自身をマネジメントしなければなりません。

  • お金の管理を自分で行う
  • 時間管理を自分でする
  • 仕事を自分で見つける

自由に時間を使えるようになるので、自由度は上がりますが、実際はいつでも仕事ができるようになるとも言えます。また、お金や時間管理ができなければ、クライアントとの仕事はできません。

自由度が増えるからこそ、フリーランスには自分自身のマネジメントは重要となるでしょう。

フリーランスのお金の管理

フリーランスで一番気になることは、保険料や税金です。前述した通り、フリーランスは自分で全て払わなければなりません。

国民年金への変更を届け、新しい健康保険証を手に入れましょう。

健康保険は、今までの会社の保険を任意継続できます。家族がいる方は、保険証を見て健保組合に連絡をして確認しましょう。

最近は、週20時間以上働いていればアルバイトでも、社会保険などは会社に負担してもらえます。フリーランスの傍ら、社会保険に入れる仕事をするパラレルワーカーとなるのもよいでしょう。

実際に私もWebライターを始めるまでは、サービス業の仕事を続けていました。保険などは加入してシフト制で働きながらヨガの講師を続けていましたよ。

フリーランスの時間管理

フリーランスは自由にできる分、自分でのスケージュール管理が必要になります。

私はダブルワークをしていて、接客業とヨガのレッスンまで時間が余ってしまい、一日中外にいることも。空いた時間はインプットの時間にしていましたが、ほぼ毎日カフェなどで時間を潰すのは簡単ではありません。

現在ライターを始めたのも、空いた時間を有効活用しようと思ったのがきっかけです。

フリーランスは1日を自由に振り分けられます。しかし、夜遅くに仕事をするのはあまりおすすめしません。本業として働くなら、自分でタイムマネジメントをしっかりと行いましょう。

フリーランスの営業力

フリーランスになって思うことは「仕事は待っていても来ない」です。

いくら求人を探しても、都内のようにうなぎ登りにヨガスタジオができているわけではありません。しっかりとした営業力は必要だと感じています。

例えば、ヨガを開催できそうな場所は、ほとんど開催されていて、新しい人が入る余地がありません。さらに、新型コロナウィルスの影響もあり、対面のレッスンは、厳しい現実が突きつけられています。※2023年現在は回復しました。

Webライターとなり、初年度は、クラウドソーシングを活用していました。仕事を続けていくだけなら問題はありません。しかし、ライティングの単価が安く、仕事として続けていくのは難しいのが現状です。

直接雇用をしてもらえるよう、営業をする必要があります。

フリーランスは営業力がなければ、辛いだけかもしれません。

フリーヨガインストラクターの働き方

ヨガインストラクターとしては、まずは代行レッスンで経験を積ませていただきました。その後は、複数のスタジオと業務提携を結び、インストラクター業をスタートします。

レギュラークラスを持つとフリーランスという意識が薄れてしまいがちですが、個人で仕事を受けているということを忘れてはいけません。魅力あるレッスンで生徒さんに楽しんでもらい、健康に興味を持って欲しいと日々の努力は必要です。

いろんなスタジオと契約をすれば、必然的に1日の移動に時間を使うことが多くなります。

現在は、オンライン化が進み、家でもレッスンを開催できます。オンラインヨガや対面ヨガを組み合わせる先生もいますよ。

インストラクターはどうやって稼ぐの?

フリーのインストラクラーは、レギュラーレッスンをいくつも持っています。多い人で1日に3〜4本レッスンを行います。週に5日続ければ、ひと月の稼ぎは安定するでしょう。しかし、関東では先生が多すぎてレギュラーレッスンの枠に受かることは簡単ではありません。

自主開催を含めて、戦略的にススメていく必要がありそうですね。

自己管理も大事

1日3回もヨガを教える日々を過ごすなら、健康管理は重要です。風邪をひいたり、怪我をしたりする可能性も忘れてはいけません。

何事もやりすぎは禁物。教えながらヨガをやることは、体にある程度負担をかけるということを忘れないようにしましょう。

今までも怪我してきた先生を何人か見てきました。私自身も膝を痛めたことがあるで、レッスンをする時は気をつけています。

Webライターへの一歩

最後に、一歩踏み出したWebライターについて紹介します。

Webライターは、本当に稼げるのか?とずっと考えていました。
私は、ヨガの仕事が新型コロナウィルスで中止になってしまいました。ただ何もしない日々を送るのは、苦痛でしかありませんでした。思い切って申し込んだのが、とある「フリーランス養成講座」です。

半信半疑で申し込みましたが、なんとかライターとして踏み出すことができました。

Webライターは、いろいろな人がチャレンジをしている業界です。

Webライターのはじめ方を学ぶことは独学でもできます。ライターのコミュニティーに入るのもおすすめです。先輩の仕事の様子を見ながら進められます。

フリーランスで自由を手に入れよう

本当にいろんな人がチャレンジしているフリーランスの仕事は、これからも広がりを見せると感じています。

自分が経験してきたことを個人でも発信できるようになってきた現代だからこそ、経験を活かして商売をしようと思う人も増えているのでしょう。

旅ヨガライターとしてスタートを切りました。今後は、ヨガ・パティシエ・留学などの経験も活かしたいです。ライターの良いところは、今までの経験を活かせること。未来を切り拓く上でも重要なポイントとなるでしょう。

どこで働いていても、将来に向けて楽しく過ごせるようになることが目標です。2023年はヨガで月額30万いくことを目標にします。

フリーランスになったら頑張るのは自分です。仕事作るのも成長するのも自分次第。

まずは、コツコツ続けていくことを頑張りましょう。